昨年くらいから、「新年のがお挨拶は今年限りに~」という年賀状を何枚か受け取るようになった。
高齢の親戚からのそういう賀状は、寂しさを感じつつも相手の年齢を思うと致し方なしと思うのだが、同業者や学生時代の友人からのものは、なんだ、私に書くのめんどくさいのか?と思ってしまったりして、少し気分を害する。
自分の立場から考えると、あまり親しくもないのに何となく毎年送っている人には、そろそろ「今年限り~」にしようかと思うこともある。だから、自分が受け取ると、親しくない整理された人なんだなという気がしてしまうのだ。
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東京は雪が降りだした。積もりそうだ。
さて、正月5日の昨日は、国立劇場の初春歌舞伎公演を観てきた。夫の会社で、団体購入のチケット斡旋があったので夫に頼んだところ、なんとペアではなく私一人分のチケットが届いた。たまには夫婦で観劇なんてのこいいかも、と思っていたのだが、彼には全く興味のないことだったらしい。
いつものようにおひとり様観劇であった。
演目は『南総里見八犬伝』。歌舞伎では通し狂言として演じられるようだ。
歌舞伎はあまり観ないので、よくわからないのだけれど、つまらなかった。立廻りなどの型がわかれば面白くみられるのかもしれない。
それにしても、菊之助さんはいつ見ても美しい。
そして、昨日の装いは、本藍の先染め小紋に、インドの街の風景を刺繍した貴久樹の袋帯。この帯、ほめられ帯なのだけれど、すっごく締めにくいのが難点。





MORE DETAIL |
サイズ 約 60×110cm |
素材 アクリル100% ※裏面すべりにくい加工あり |
原産国 日本 |
ご注意 ・ワックスやコーティングされている床面に敷くと、マットの裏加工材が柔らかくなり付着することがあります。 ・同じ場所に長期間敷きっぱなしにすると、木質系や塩ビの床にマットの裏加工材が付着したり、床材が変色することがありますので、一週間に一度はマットを取り除いて床面を拭いてください。 ・一部の型式(ドラム式)の洗濯機では、洗濯や脱水ができない場合がありますので、洗濯機の取り扱い説明書をよくご確認の上、洗濯してください。 ・洗濯時に多少色落ちしたり遊び毛が出ますので、必ず洗濯ネットに入れ、他の衣類とは別にして洗濯してください。また、色が変色したり吸水性が損なわれることがありますので、塩素系洗剤、漂白剤、柔軟剤は使用しないでください。 ・マットの裏加工材が溶けたり商品が縮む可能性がありますので、乾燥機(洗濯機についている乾燥機も含む)は使用しないでください。 お客様のモニタ環境等によりまして実際のカラーと多少異なる場合がございます。 ご了承の上ご注文くださいますようお願いいたします。 |
ここから喜多流 秋麗特別公演のお誘いを受け、目黒の喜多能楽堂で翁付の舞台を初鑑賞してきた。
「翁」という演目は、特別の公演の際に場を作る神事として、公演の最初に舞う能。能といっても所謂能の形態とは違って、物語があるわけではない。3人の登場人物が決められた様式で舞うだけ。場を作る神事としても儀式のようなものなので、途中から入ることこはできないし、この後の脇能(翁の後に演じられる能のことをそう呼ぶ)との間に休憩がない。
野村萬斎さんのおかげで、「翁」の中では三番叟がちょっと知られているかもしれない。
脇能は「竹生島」。ストーリーはググれば、すぐ出てくるので省略。
今回の席は脇正面。前シテの漁翁が社殿に消えて、後シテの衣装を変える後見の働きがよく見えて、正面からは伺い知れない楽しみがあるものだと思った。脇正面は足さばき、特に 足(feet) の動きがよく見えて、これもまた面白かった。
「竹生島」は起承転結がないので、面白くないという思い込みがあったのだけれど、言葉がわかりやすく、見所も多くてとても楽しめた。アイ狂言も聴きどころ。
脇狂言は「大黒連歌」。大黒役のシテが能面を付ける狂言だ。いわゆるお祝い事のときの曲目なので、あまり内容はないのだけれど、大黒信仰を感じられて興味深かった。
なかなか経験できない公演にご招待いただき、感謝でいっぱいの一日だった。
さて、この日の装い。
表に鱗紋、裏に立涌紋の生地に、なんちゃって和田光正の金彩を施した附下。色と地紋が気に入って仕立てたのだけれど、金彩が邪魔。これがなければ、もっとたくさん着る機会があるだろうにと、ちょっと後悔しているきものの一枚。
帯は、相良刺繍の撫子がかわいい尾峨佐染繍さんの名古屋帯。
まちがいが一か所。帯締めをほどいたところで写真を撮っていないのに気づき、慌てて、もう一度巻き付けた帯締め。写真撮るのだから、ちゃんと締めなおせばいいものを、横着してしまった。これまた後悔。
8月に感染者が5000人を超えていこう、さすがの私もちょっと怖くなって、買い物以外の外出は控えていたのだが、感染状況も少し落ち着いてきたし、買っていたチケットもあったりで、先週の金曜日と日曜日に電車でちょっと都会方面に出かけた。
金曜日は、伝統文化交流会が主催する「能学入門 第1回 能『鵺(ぬえ)』を読み解く」に国立能楽堂まで。氷川先生のレクチャーで、11月に鑑賞予定の『鵺』の予習をばっちり!
この日は本藍染めの小紋で。
日曜日は、東京文化会館オペラBOX。こちらは、ちょっとばかし応援しているテノール歌手工藤和真くん出演だったので行ってきた。
「椿姫」と「トスカ」と「カルメン」の3つをそれぞれ、朝岡聡さんのナビゲートでコンパクトにまとめて解説してもらいつつ、見所シーンだけを歌手が歌うという内容。工藤くんは、「椿姫」アルフレード役で出演。
ナビゲーターの朝岡さん、昔、ニュースステーションなんかで拝見していたけど、最近は、コンサートソムリエとして活躍。YouTubeでもときどき、オペラを熱く語る姿をよく見かける。アナウンサー出身だけにおしゃべりが上手。
7月の新国立劇場の「カルメン」でドン・ホセをやった村上敏明さんが、ここでもドン・ホセだった。今回は絶好調だったみたい。最後の絶叫シーンは震えた。
工藤和真君目当てに行ったのだけれど、なかなかコスパの高い(何しろ、チケット代3800円くらいだった)会だった。
日曜日の装いは、バッティクの置物にワヤンクリの帯。